『ベルリンフィルと子供たち』

ユーロスペース@渋谷で『ベルリンフィルと子供たち』(原題 Rythm Is It)を見る*1。小さな小屋は良い天気の日曜の午後だったせいかほぼ満杯だった。

大筋としてはベルリンフィルハーモニー演奏によるバレエ「春の祭典」を、素人を含む若者たち(8〜20歳くらい)250名をダンサーとして公演すること。である。準備期間は6週間足らず。なのに、参加者の境遇、葛藤などを織り交ぜて、そんなに短期間と思えないくらいの進捗を見せていくわけであり、それを後押しする振付師(ロイストン+2人)の並々ならぬ力量を見る。日本語字幕とはいえ子供向けというわけではないので途中で寝るかなぁと思っていたら、下の子は当然熟睡してた*2が、小2のお姉ちゃんが全部見ていたのはちょっと驚いた。

  • バレエはプロフェショナルだけのものでは無い
  • 学生達の教師と振付師達のやりとり。先生はどうしても生徒達の上限を知っているつもりになっちゃうんだろうな。
  • サイモン・ラトルの英語・発声は非常にわかりやすい。やはり指揮者はコミニュケーション能力が必要なんだろう
  • 2オクターブ深い音が欲しいというサイモン。えーと、どういうことなのか良くわかりません。
  • 始めは外部から、そして次第に自分の Disciplin が必要であるというロイストン。本質だけど難しいこと。

*1:券をもらっていなければ絶対見ないだろうなぁ

*2:幼稚園に行ってないので無料